生活の中に普通に出てくる英語

我が家では現在、僕は基本的に日本語ではなく英語で生活をしています。
そして、具体的には以下の二つの形により生活の中で英語が現れています。

一つ目は、「僕が家の中でただ英語を話す」という形です。
そして、それに対し妻は特に英語で返事をするわけではなく
僕は英語、妻は日本語で会話をしています。

ただ、妻がわからなかったりしたときは日本語で言い直したりするので
実際には70%ぐらいが英語という感じです。
いずれにしても、「子どもに英語を教える」ということはしません。

もう一つは「英語の発音を誘導する」「簡単な一往復のやり取りが英語で言えるよう誘導する」という形です。

例えば、子どもは絵本を見ながら「色」を日本語で言うのが好きなのですが
その時、「赤は英語で〜!Red!」のように日本語の直後に英語も添えて紹介します。
また、その時でも「覚えさせる」ということはしません。

ただその時、発音は絶対にカタカナのような「レッド」にはしません。
最初に「カタカナ英語の発音」が入らないようにするためです。

また、「簡単な一往復のやり取りの誘導」については、例えば
「Do you like it?」 → 「 I like it!」のように
「どんな会話でも生活の中で毎日のように使う一往復の表現」が言えるよう
誘導しています。

もちろん、これも無理に言わせたりはしません。
妻に協力をしてもらい(というより妻と二人で楽しんでいるのですが)
例えばお互いに食べ物の一品を指差し
僕が「Do you like it?」と聞いたら妻が「I like it!」と言うような感じです。
その間にただ子どもがいるだけです。
そうすると当然、子どもは興味を示し、自分から同じように英語を発するようになります。

この方法のいいところは、「英語を訳して文字として理解するのではなく実際のやり取りの中で理解していくので
そのフレーズを使うべき状況も含めて自然に理解できるので
その状況でフレーズが出てくる」というところです。

ところでこのような「生活の中の英語」は、子どもが二語文を話すようになり
周りの人の会話も理解できるようになったら始めようと以前からずっと思っていました。

二語文とは、「ご飯おいしい」とか「クックはく」のように文字通り一単語だけではない二語から成る文のことですが、二語文が話せるということは、子どもが思ったこと・考えたことを文として組み立てることができている
つまり、文に対する認識があるということだと考えます。

また、その時期が訪れるまでは日本語以外の言語は敢えて入れず
それよりも恐らくは三つ子の魂の頃が基盤になるであろう情緒の育成を大切に
喜んだり楽しんだり共感したり思いやったりということを
生活の中でふんだんに取り入れたいと思いました。

さらには、この時期まで無理に英語を入れようと考えなかったのにはもう一つ理由がありました。

コテコテの日本人の両親の間に生まれ、見た目にもどこからどう見ても日本人のウチの子は、将来どんなに英語が話せるようになったとしても
また、本人が日本人であることや日本をあまり意識しなかったとしても
外国の人々からは常に日本人としての何かが求められるだろうと思いました。

そこで、「あくまで本人の中には最初の軸となる言語は日本語、そしてもう一つの言語は英語という位置付けにしたい」と考えました。

ともあれ、二語文ができるようになってから、我が家では英語を普通に生活の中に入れているわけですが、日本語を増やしていくことももちろん大切です。
決して日本語は疎かにせずバランスを常に注意しながら英語を生活の中に散りばめています。

さらには、日本語・英語という言語の前に、感情・気持ち・心の面が
人格形成には何よりも大切なのは言うまでもありません。
そちらについても本末転倒になることのないよう気をつけています。

この話題については、これからもブログに掲載していきたいと思っています。
もちろん話題自体は「子どもの英語」ですがただ、お伝えしたいのは決して「キッズ英語」の範囲に限ったことではなく

お子さんの英語について考えられるお父さんお母さん
大人の方でもこれから英語を始められる方
英語が上級レベルに達しさらに基礎を大切に考えられる方
英語・日本語や言語習得について考えられる方など
できるだけ多くの方にとってこのブログの内容がお役に立てばと思っています。