ビジネスコース
ビジネス英語・英会話で扱う項目には一般的に以下のようなものがあります。
- 各通常業務
- 会議
- 商談・営業
- プレゼン・スピーチ
- メール
- 電話
もちろん、これらはFSDでも扱いますが、ビジネスで実際に英語が使えるようになるためには
- アドリブ英語力
- ビジネスアプローチ
が必要です。
本コースでは特にこの2つのスキルをメインに強化していきます。
アドリブ英語
商談・プレゼンなどは「定形表現・一定の会話の流れ」を覚えてしまえばある程度対応が可能な場合もあります。
しかし
- 定形の表現の間を繋ぐアドリブ英語力
- 会話の流れが急に変わった場合でも話が進められるアドリブ会話力
がなければ実際のビジネスでは英語は使えません。
また、私たちは「ビジネス」といっても
- 常に「ビジネスのことだけ」を話しているわけではありません。
例えば商談や会議にしても「本題だけを話す」ということはあまりないと思います。
例えば
- 本題が始まるまでのちょっとした会話
- 本題が終わった後の打ち解けた会話
- 本題の中に会話の状況により入るジョーク
- 絶妙なリアクション
- ビジネス後の会食などで楽しく話す様々な話題
など、実際のビジネスには「ビジネス以外の会話」もありますが、「アドリブ英語力」がなければこれらの会話はできません。
しかし、「アドリブ英語」ができれば、実際のビジネスで使えるビジネス英語はもちろん、日常会話やどんな場面でも円滑なコミュニケーションが可能になります。
ビジネスアプローチ
米欧と日本ではビジネスアプローチはが異なる場合が非常に多くなります。
英語・英会話ができても、ビジネスアプローチが日本スタイルのままでは実際のビジネスが円滑に進まないどころか、誤解を招いたり不信感を抱かれることさえあります。
このように、実際にビジネスで使える英語・英会話には「ビジネスアプローチに対する理解」が非常に大切です。
例えば、
- 正確・真面目なだけではなく、ユーモア・余裕を感じるような態度・姿勢
- 常にマニュアル通りではなく、状況により段取り・工程が調整できる臨機応変さ
- 謙遜をしすぎて自分を低く小さく誤解されるのではなく、対等の立場で振る舞える態度・姿勢
- 曖昧・濁した言い方で真意が伝わらないのではなく、ハッキリと真意が伝わるような表現
などは米欧のビジネスでは一般的に好まれるポイントです。
日本ではこれらは逆に「強すぎ・いい加減」な印象を与えかねません。しかし、このような日本の感覚のまま米欧でビジネスをすると
「頼りない」「何を言いたいのかよくわからない」「四角四面で融通が効かない」
と思われてもおかしくありません。
このように、実際のビジネスは単に「英語・英会話」ができるだけではなく「ビジネスアプローチの理解」も加わることにより成立することが非常に多くあります。
FSDのビジネスコースでは、このような「実際に使えるビジネス英語力・英会話力」を強化していきます。