「一字一句、一行一行ゆっくり読んでは訳し、時間をかけ読み終わった頃には前半の内容を何も覚えていない」という経験をしたことはないでしょうか。
いくら時間をかけ調べながら読んでも、目的である「内容の理解」ができなければ残念ながらそれは「精読」にはなりません。

ビジネス・会話・試験、すべてにおいて「出来るだけ短い時間で内容やニュアンスを理解する」ということをFSDでは「精読」と考えます。
「発音・文構造・文法・スピーキング・リスニング・単語の法則」の理解が定着していくと、「一字一句、一行一行訳す」という読み方ではなく、数行の内容が一気に頭に浮かんでくる、「面」で捉える方法に自然に変わっていきます。そうすると、結果的に読むスピードも格段に速くなり内容理解も深くなります。
この能力により、ビジネスの書類・専門書や新聞を読むときなどはもちろん、試験の長文読解や、さらにはリスニングの理解度も飛躍的に変わります。